手縫いパスケース サンプル

ワークショップ用のパスケースのサンプル。
前回のキーポルダーは2枚の革を貼り合わせて縫っただけでしたが、
今回は漉きも入れているので、ちょっとレベルアップ。
貼り合わせる前にコバ磨きもあります。

最初は裁断。

荒裁ち

荒裁ち。パーツよりも若干大きく切ってから、型紙と同じサイズに裁断します。
今回は包丁で手切り。
ヘリ返しの時は若干の誤差は問題ないんだけど、
今回のようにコバを磨く作りの時は結構気を使います。
裁断が終わった時点で体力の消耗が激しい、、、

予定では刃型が出来上がっていたはずなんだけど、
刃型屋さんにお願いするのが遅れてしまって、手切りなんです。
いままでそれでほとんどの物を作っているので、特に問題はないんですが、
刃型で、と思っていただけに、精神的なダメージが。

これが型紙と同じサイズに裁断したもの。

ブックカバーも同時に裁断していたので、時間がかかってしまいました。
パスケースを作った後に取り掛かります。

裁断が終わったら、漉き。
パーツが少ないのとで漉くところもちょっとだけ。
時間的にはあっという間に終わったので、
写真もありません。

そして組み立てになりますが、ここも写真がないです。
忘れてました。
と言っている間に、

入れるところが3つのパスケースの完成です。

端っこを若干斜めに漉きを入れているので、
穴あけの時に、革と菱目打ちが直角にならずに気を使います。
これが曲がってしまうと、裏側の穴がきれいにならないんですよね。
勉強になりました。
あと貼り合わせの時に気を抜いてしまうと、
最後の磨きがとっても大変だし、きれいにならないので、注意ですね。
これはミシンで作る時も同じ。

多少改善点はあるものの、ほぼ予i想通りに出来上がったので、一安心。
あと数回、作って検証してを繰り返せば、いいものが出来上がる、かな。

次はブックカバーです。