「みしまko・to・ri なりわい体験プログラム」ご報告

10月、11月は三島商工会議所が開催する「みしまko・to・ri なりわい体験プログラム」のワークショップを行いました。通常のワークショップにはない特別メニューでの開催です。10月は「キーホルダー(楕円)」、11月は「キーカバー」を手縫いで製作していただきました。
今回「みしまko・to・ri なりわい体験プログラム」初参加ということで、参加者が1人も来なかったら・・・なんてドキドキしましたが、結果10名の方にご参加いただけました。親子やご夫婦、3世代のご家族、お一人の方も。ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
ワークショップの様子を少しご報告します!

◎最初に革とステッチの色を決めます
サンプルのキーホルダーやキーカバーを見ながら、革(7色)とステッチ(8色)の色をそれぞれ決めます。キーホルダーは2枚の革を張り合わせて作るので、表と裏を同色、もしくは違う色で作ることができます。

キーホルダー(楕円)&キーカバー
サンプル
キーホルダーの革を選んでいるところ 
表と裏、違う色にしようかな・・・


◎穴を開けてから縫います
革の色が決まったら次は縫う前の下準備、「穴あけ」をします。フォークみたいな形の道具「菱目打ち」を使って穴を開けます。皆さん初体験のため、ほかの革で穴あけの練習をしてから本番に臨みます。
穴を開けたら、いよいよ手縫い!2本の針に糸を通した後、一目ずつ縫っていきます。
キーホルダーは縫いやすいように「レーシングポニー」と呼ばれている道具に乗って、革を固定して縫います。

菱目打ちを使って穴あけ
レーシングポニーに乗って縫っています

◎縫い終わったら刻印を入れて、最後にコバ磨きをして完成!
今回、皆さん手打ち刻印を体験されました。ウナボルサではアルファベットと数字を刻印できます。体験した日付や誕生日、イニシャル、名前など、それぞれ入れたいものをお好きな場所に刻印されました。手打ち刻印もいきなり本番ではなく、練習してからです。
最後の仕上げはコバ磨き。革の断面がツルツルになるように目止め液、紙やすり、乾いた布を使って磨きます。何度か繰り返し磨いてツルツルになったら完成です!

どの場所にどの文字を入れるか
全体を見ながら手打ち刻印をします
革の色:キャメル、ステッチの色:みどり
名前の部分は隠しています
革の色:キャメル、ステッチの色:水色 
革の色:赤、ステッチの色:ベージュ
革の色:みどり、ステッチの色:赤
名前の部分は隠しています

今回ご参加いただきました皆さま、手縫いワークショップが初参加ということでした。初めての道具を使って縫ったり、刻印したり、磨いたり。完成品に満足されたご様子で「楽しかった!」とのご感想に、私たちもご一緒して楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。次回もぜひ開催したいと思っています。

お店では毎月ワークショップを開催しています。キーホルダー(しずく型または円形)・パスケース・ブックカバーを製作できます。ワークショップの詳細はこちらから
ワークショップ開催日はトップページ一番下のカレンダーをご覧ください。