修理について、と、水筒のヒモの修理

オーダーだけでなく、修理も極力、可能な限り対応しています。
思い入れがあってどうしても使いたい、処分できない、とか、
これを直せば使えるんだけど、、、そんなものがあれば一度相談してみてください。
もしかしたらまた使えるようになるかもしれません。

先日、切れかかっていた水筒のヒモを修理しました。

左が完成したところ。右は修理する前の切れかかっている状態。

手順は、
切れかかっているところに補強テープを貼り、その上をミシンで縫って頑丈に。
それだけだと見た目も良くないし、いずれほつれてくるので、革で巻く。

こんな感じに。
巻く革は、長すぎても短すぎてもいけないので、サイズを出すのは慎重に。
巻いたらミシンで縫う。するとこうなります。

縫ったところ。表側と裏側。
これで水筒のヒモの修理は完成です。

革の物だけでなく、ナイロンのヒモも修理します。
私が使う素材は革なので、修理したところがわからないようにというのは難しいですが、その部分がワンポイントになったりして、それもいいかなと思っています。

修理についてのこと。
どんなものでも修理いたします、とはなかなか言えません。
まずはどんな状態なのか、素材は、構造は、などなどを確認させていただいてから、修理できるのか、私には無理なのかをお伝えしております。金額・納期も極力その時にご提示いたします。
修理できるけど購入した時の金額よりも高くなるとか、いつできるのかわからないとなると、依頼するかどうか決められないですもんね。
修理なので、素材や色、作り方が全く同じと言う訳にはなかなか難しいですが、思い入れがあってどうしても直して使いたい、とか、修理して使えれば見た目は気にしない、など、お持ちのものにはそれぞれ歴史があると思いますので、ご依頼の際にそれもお伝えいただければ、私の出来る範囲ではありますが、修理の対応をさせていただいております。
実際に作業に取り掛からない限り料金は発生しませんので、もしそんなものがお手元にあればお気軽にご相談ください。